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ロリコンは直るのでしょうか?

ロリコン(ロリータ・コンプレックス)は心理療法で治るのか?



この記事は多くの人には関係の無いことですが、ごく僅かな人にとっては切実な問題ですので、1人で悩んでいる方が見つけていただけるように書いておきたいと思います。

そのテーマとは。


ロリコンを治したい。


ロリコンは治るのですか?


というものです。

「私は幼女にしか性的興味が持てません。」


「このロリコン趣味を治したいのですが。治るのでしょうか?」


そういった相談を受けることが稀にあります。

また、結婚してから旦那のロリコン趣味が発覚して怖くなった奥様からご相談を受けることもあります。

どちらにせよ関心の中心はやはり、

「それって治るのでしょうか?」

ということです。


結論から言いますと、ロリコンは治ります。

今の医学会では治らないものとされていますが、(というよりまともに研究されていませんが)

心理療法の世界では変化させることができるテーマとされており、実際に私も症例は少ないもののロリコンを改善することに成功しています。

どのようにしてロリコン趣味は終わらせることができるのか?

それを知って頂くためには、まずロリコンのメカニズムについてお話し致します。

【ロリコンはなぜ作られるのか?】


小児性愛の精神構造が作られるにはいくつかのパターンがあります。

1)母親との結びつきが強く。母親が息子を子供として溺愛しているケース。


母親の愛を受けること自体はもちろん良いことです。

問題はその母の愛情に「いつまでも私の可愛い◯◯くんであって欲しい」という意図が含まれているケースです。

この場合、息子は無意識に母の意図を感じ取り、男としての精神的な成熟を阻害されてしまいます。

勉強を頑張り、社会的なポジションは得ていながら、男性としては母親に取り込まれており、子供でいることを期待されて精神的に縛られている。

これをあるを心理療法の世界では「成長してはいけない」というビリーフを持っている状態と表現します。

この「成長してはいけない」があると、外面的にも社会的にも大人でありながら、精神的には幼いままの自己イメージを持ち続けることになります。

そして性的対象になるのは自己イメージに合った女性であるため、大人の女性には興味が持てず、幼女に欲情することになります。

ちなみに同じ母子関係でも女性の場合は、ロリコンになるのではなく、男性や性的なものを遠ざけることで子供に留まる傾向があるようです。

恋愛や結婚ができないという問題として浮上してくることが多いです。

2)母親が怖かったケース。


もう1つはもっとシンプルに、母親がよく叱る人だったためにトラウマ化し、

「大人の女性=怖い」と条件付けられているケースです。

大人の女性を見ると怒られるような恐怖を感じ、自分が萎縮してしまうために性的欲望を持ちようがないのです。

その結果、行き場を無くした性的エネルギーは安全にそれを発揮できる対象、つまり幼女に向かいます。

3)適切な自尊感情を育めなかったケース。


もう1つは、原因は過去のいじめか養育歴かはわかりませんが、何かしらの理由があって適切な自尊感情を持てなかったケースです。

先に書いたように人は自分のセルフイメージに合う相手に性的欲求を持ちます。

自信が無く大人として女性に向き合う自信が無い分だけ、相手に幼さや弱さを期待してしまいます。

【どのように治療できるのか】


ではロリコンは治療が可能なのでしょうか?

私は医師ではないので「治療」という言葉は使えませんが、改善が可能かと問われると、可能ですとお答えしています。

心理療法によって、今上げたような原因を解消していくことでそれは可能です。

具体的にどのように進めるのかと言いますと、

まずは母との関係を見ていき、母からかけられていた期待を意識化し、期待に答えなければという感情反応を引き出して解消していきます。

そうすることで「成長してはいけない」というビリーフが書き換わり、無意識に成長する許可が与えられ精神的に自由になります。

(成長してはいけないという禁止が解けただけで、ただちに大人になれるわけではありません)

その上で、過去の女性に対するトラウマ処理をしていきます。

更に自尊感情を高めるためのセラピーをしていくことで、精神的な成熟を促し、

一方でイメージワークを使って幼女に対する欲求と、成人女性に対する欲求を心理的に統合していきます。

そういった心理療法によって、ロリータ・コンプレックス(幼児性愛)は解消して行きます。



【変化のために必要なもの】


変化していくために何よりも必要なのは本人の意志と決意です。

それを無しに、奥様が連れてくるというケースでは不可能に近いので、本人に意志を確認し、本人の意志が無い場合はお断りしています。

良い結果が出せないためです。

そのためか、本当に改善に向かうのは、何か事件を起こしてしまって大事になった時であることが多いです。

本人の自覚もなんとかしなければというモチベーションも最高に高まっているので、上手くいくのです。

でも、もしそうなる以前にもしあなたに本気で解消したいという意志がお有りでしたら、

心理療法はそのための適切なプロセスを示し、お手伝いすることができます。

是非一度ご相談ください。



※ カウンセラーには守秘義務がありますので、ご相談内容が漏れることは決してありませんので、ご安心下さい。

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